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2018.07.26

敷地を解く(1) ~周辺環境~

設計課の上村です。

 

今回よりテーマを絞ってお送りします。

 

これから家づくりをお考えの方が、頭の中にある理想のおうちのイメージを形にするなかで、難しいのが「土地と間取り」の関係性。プランニングの考え方を綴ります。

 

 

新築一戸建てのメリットの一つが「土地を所有する」こと。庭や駐車スペースを好きに計画できるのが大きな魅力ですね。

 

もちろん好きにできるといっても実際には予算や法律上の制限などが絡み合ってきますので、お客様がみずから全て考えるのは至難の業。そこで我々プロの出番となります。

 

今回はまずは土地のお話から。

 

土地を「探す」については当社営業部の岩元の記事木下の記事も情報を載せております。よろしければそちらもご参照下さい。

 

この、土地を探す作業もなかなか苦労なされると思います。一言で鹿児島と言っても広いですし、永住を考えればやはりそこは慎重に決められるのではないかと思います。その「ここに家を建てて暮らしていくんだ!」という決意を真摯に受け止め、我々はプランニングに先立って「調査」に入ります。

 

建築計画をするうえで、家を建てる予定の土地のことを「敷地(しきち)」と呼びます。

 

その敷地がまず「どんな周辺環境にあるか」を丹念に調べていきます。これは実際にその土地に行く前に、市役所や法務局、Webでも下調べが可能です。

 

どんなことを調べるのかといえば、主に法的な規制、例えばそもそも住宅が建てられるのか(住宅が建てられない地域もある)、何平米(『へいべい』と読みます。㎡と書いて『へいほうめーとる』と同じ意味)まで建てられるのか、高さの制限は何mか、防火的な要求、危険ながけ等が建物に影響が無いか、などなど。

 

いきなり専門的な内容を調べていくのですが、ここを怠るとそもそも家が建てられなかったり、予想外の費用が掛かったりするので大切なことなんですよ。

 

これでやっと、普通の家が間違いなく建てられる、と相成れば。

 

当たり前の話ですが、


次に現地に行きまして、改めて敷地とその周辺環境を調査します。


(ふーむ、ここが今回の敷地か)

 

(ふむふむ方位はこうだから、南はあっち)

 

(道路はこっちに接道してる)

 

(周りに家が立て込んでるなぁ 高低差があるなぁ)

 

などなど・・・

 

カメラと巻き尺を持って走り回る営業担当・・・

おっと忘れておりました!この調査の前にお客様からの要望聞き取りがあるのでした。

 

 

それはまた次回に・・・!つづく

 
 
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