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2019.08.08

「パッシブデザインについてのあれこれ vol.7」

今日8月8日は「立秋」です。
「残暑お見舞い申し上げます」と言いたいところですが、
今年の暑さには、さすがに多少バテ気味の設計企画部 原口です。
 
皆さんも暑さ対策の情報を様々な所から入手しながら
日々、猛暑と闘っていらっしゃることでしょう!
 
ということで今回の「あれこれ」は暑さ対策の一つ、
「打ち水」を題材にお伝えします。
 
最近ではあまり見かけることが少なくなった気がしますが、
以前はあたりまえの風景だったと思います。
「打ち水」が生活に浸透したのは江戸時代のころと言われて、
昔は「場を清めてお客様を迎える」という意味合いもあったようです。
 
1.「打ち水」に効果的な時間は?
ズバリ早朝か夕方になります。(午前5時から8時頃と、午後6時から7時頃)
打ち水は水が蒸発するときに熱を奪う気化熱を利用したものなので、
昼間は暑すぎてすぐに蒸発してしまうため十分な効果が得られないからです。
 
2.「打ち水」に最適な場所は?
ゆっくり蒸発させたほうがより効果的なので、日陰がベストです。
日向のコンクリートやアスファルトは特に蒸発が早いので効果が
少なくなってしまいます。
日陰の花壇や植栽、日よけの簾も良いかと思います。
また、バルコニーのある部屋であれば、バルコニーの床や内側の壁も効果的です。
 
3.「打ち水」に使う水
水道水を使うのが一般的ですが、よりエコ感を出すためには
お風呂の残り湯や、雨水を溜めておいたものなどを利用できると
気持ち的にもスッキリとなるのでは。
 
4.もう一つの「打ち水」
打ち水と同じ原理として、いろいろな施設の入り口とかで見かける
「ミストシャワー」があります。霧状の水を噴霧することでそのエリアの
温度を2~3℃ほど下げてくれます。
「一般家庭では無理!」と思われるかもしれませんが、MBCハウスの
吉野モデルハウスで使っているのが浄水器メーカーで知られる
takagiの「ガーデンクーラー」という商品です。

ネットやホームセンターで購入出来て、女性でも取付が可能な商品です。
ご自宅のリビング前のバルコニー下や軒下に付けて、
心地よい「ミスト」で癒されてみるのもいかがでしょうか。
 
現物を見てみたいと思われた方は是非、吉野モデルへご来場ください。

これまでの「あれこれ」はコチラ
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.6
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.5
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.4
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.3
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.2
「パッシブデザインについてのあれこれ vol.1
 
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