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2023.01.13

要望の多い間取り

2023年、一発目の設計課だよりになります。

設計課の上村がお届けします。

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて新年、といいましても、代り映えしない内容で申し訳ないのですが、

引き続き設計スタッフならではの家づくりに関するブログを書いていこうかと思っております。

 

今日のお題はタイトルにもある通り、「要望の多い間取り」と題しまして、基本的な「〇LDK」と言ったお部屋の構成に加え、

お客様から頂く「プラスアルファ」のご要望をご紹介したいと思います。

皆様がどんな工夫をマイホームに取り入れたいのかがよく反映されていると思いますので、参考になさってみるのもよいのではないでしょうか。

それでは行ってみましょう‼

 

シューズクローク/エントランスクローク

玄関土間から連続した収納空間です。広さは1.2~1.5帖ほどの広さの場合が多いでしょうか。

弊社の場合は引き戸で仕切って玄関から直接シューズクロークの中が見えないようにすることが多いです。

その代わり玄関に下駄箱を置くことが少なくなりました。

家人(その家に住む人)は玄関でなくシューズクロークで履物を脱ぐので玄関に靴が並ばずすっきりと見せられます。

また、シューズクロークの壁は収納棚で埋め尽くされ、かなりの数の靴が収納できます。

ゴルフバッグやベビーカー、カッパやヘルメットなども収納できることを考えると、

そういった物に溢れて生活感が出がちな玄関を綺麗に見せることができることから広まったのではと推測します。

 

パントリー

食品庫を指します。扉付きの壁面収納タイプやウォークイン(人が中に歩き入れるくらいの小さな部屋)タイプがあります。

こちらは、文献の名前を控えておらず忘れてしまったのですが、書籍でその成り立ちを推測しておられる方がいらっしゃいました。

その記事によればパントリーが日本の一般住宅に広まったのは買い物の仕方が変わってきたからで、

八百屋や肉屋、豆腐といった専門店を日々買い回るスタイルから、週に数回スーパーマーケットや大型商業施設といった所に車で行き、

一度に大量に買い出しをするスタイルに変化したのが大きな理由だそうです。

当然、買ってきた大量の食材をしまっておく場所が必要ですものね。

漁業が盛んな港町の家に業務用の大きな冷蔵庫があるのと同じような理由(?)ですね。

 

独立洗面化粧台

と我々は呼んでおります。従来の間取りでは、洗面化粧台は浴室の前室としての脱衣室に洗濯機の隣に置かれることがほとんどでした。

最近いただくご要望では、この洗面化粧台を脱衣室ではなく別室もしくは通路といった別の場所に設けることがあります。

理由としては、「お風呂を誰かが使用しているときに洗面台が使えないから」がほとんどです。

お風呂と脱衣室は別室のハズですが、心理的にそれを一室と捉えてしまうがゆえに、脱衣室に入れない。

プライバシーに関しては各ご家庭によって感覚に差があり、気にしないよというご家庭もあれば、

女の子のお子様がいらっしゃるご家庭は上記のように気を遣うご家庭もある。

の結果、このようなご要望になるのだと思われます。パパは大変ですね。

 

ベランダ無し

2階建てで、ベランダを設けないパターンです。

そもそもベランダの使用目的はほとんどの場合「布団や衣類を干す」でした。

住宅密集地の場合、1階は日当たりが悪い場合が多く、また、道行く人に洗濯物を見られるというプライバシーの問題もあります。

ゆえに2階に洗濯物を干すスペースが必要なのですが、副次的にエアコンの室外機を置いたりもできます。

しかしベランダとして使用するには屋根と同じ防水措置を施す必要があり、年数がたって劣化すればメンテナンスの必要性も出てきます。

コスト削減や外観をスタイリッシュに見せるため、あえて設けないというご要望です。

その場合、ベランダが庇の役目をはたしている場合もありますので、直下の窓の庇をどうするか、2階のエアコンの室外機をどこに持っていくか

など問題になることもあるので注意が必要です。

 

ドライルーム/サンルーム

洗濯物を干すための2~3帖ほどの部屋です。

日光を取り入れる前提の”サンルーム”、日光を考慮せずに単なるスペースとしての”ドライルーム”と使い分けております。

考えてみれば贅沢な部屋ですが、洗濯物を乾かすのに機械を使わないポリシーを持つ日本人のご家庭で、

夫婦共働きとなれば洗濯は夜に行うので外には干しません。仕方なくリビングに干すのですが見た目が悪い。

そんな不満を解消するのに必然的にできたスペースと言えるでしょう。

さらに言えば鹿児島は、洗濯物を外に干す際に桜島の機嫌をうかがう必要があります。

噴火による降灰があった日に(毎日のように降灰があった年もありましたっけ…)洗濯物を外に干した日には目も当てられません。

それを気にせず暮らせるなら2,3帖は贅沢ではないのです!!(笑

もしスペースが取れなくてもご安心ください。ガスでも電気でも「乾燥機」というものがございます。浴室も活用できます。

 

書斎

男の憧れ、ザ「書斎」ですね。

納戸(読み「なんど」。物置部屋)のご要望が聞かれなくなり、こちらが多くなりました。

リモートワークのためのスペースや、お仕事柄どうしても必要になるパターンなど、自宅といえど「執務空間」が必要なのは、実は今も昔も変わらないのかも知れません。

 

横置きダイニングテーブル

対面キッチンというトレンドではダイニングテーブルをどこに置くか、選択しなければなりません。

ここで言う「横置き」とはキッチンの流し台(システムキッチン)の長さ方向に並ぶようにしてダイニングテーブルを置くスタイルです。

流し台の対面にダイニングテーブルを置く形式に比べて配膳の際の動線距離が短くて済みます。

デメリットとしてはダイニングテーブルに座る位置によってはキッチンの内部が見えてしまう事です。

 

ワークスペース

書斎とは別の空間に、ちょっとしたスペースとしてキッチン近くやリビング・ダイニング近くに設けるデスクカウンターのこと。

こちらの記事が私のお気に入りですが、一日の中でアクティブな時間って割とキッチン周りで過ごすことが多いと思います。

本やPCを見ながら作業したいそんな時、ダイニングテーブルやキッチンカウンターで作業をしていませんか?

または忙しい夕食の準備中、お子さんの学習を見てあげたい。

そんな時あって嬉しいのがキッチン近くのワークスペースです。

カウンターを作りつけてもいいですし、もっと簡単にお気に入りのデスクを置いてもOKです。

本棚やコンセントなども丁寧に作りこむと充実した空間になります。


番外編・LDK

もはや、もはや当たり前となっていますが、当たり前でないパターンもあるんですということでご紹介させて頂きます。

「キッチン・ダイニング・リビング」の機能が一部屋となった「LDK」という部屋。広さが取れればそれぞれ独立でもいいんです。

取れないので一体空間なんです。

せめて食事を作り食べる「ダイニングキッチン」と、くつろぎ、談話する「リビング」は分けていいかなと。

料理中や後片付けの際には音・匂い・煙がでます。食洗器の音は会話を遮るのに十分な音量ですし、テレビの音が聞こえなくなった子供たちはどんどんテレビに近づきます。

調理で出た油煙はエアコンフィルターに付着し、せっかくのお掃除機能を台無しにします。部屋を分けるのに十分な理由な気がします。

ちなみに、WEB上で欧米の間取りを見た際には、この二つ(DKとL)が分かれているプランを多く目にします。

日本では馴染みのない間取りだと思われますが、一昔ふた昔前の家では逆に「台所」と「茶の間」が分かれていました。

これもトレンドなのかなと思います。ご要望が無いけれど無いことが不思議なのでご紹介させて頂きました。

 


いかがでしたでしょうか。

インターネットやSNSが十分に発達した現代、調べれば素敵なお家はたくさんヒットします。

しかしそれを自分のうちの建築計画に落とし込むには、建設会社とイメージを共有しなければなりません。

上に挙げた例はよくあるご要望なので、それほど気を使わなくてもあなたのイメージはすんなりと建設会社に伝わるはずです。

もしそうでなければ、イメージ写真などを活用しましょう。

 

理想の家づくりはMBCハウスで。見学会、展示場へぜひお越しください。

バーチャルも良いですが、住み心地は実体験で。
 

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