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2020.10.08

考えてみたブログ ~人をダメにする○○~




皆さんこんにちは、設計課のプラン担当 上村です。
 

今日は設計士がかなり本気で
おススメする最強の組み合わせ

の住まいをご紹介したいと思います。

本気でおススメするんですが、ちょっとためらってもいます。
何故かと言うとそれは、この家が人をダメにするかも
しれないからです。それが、

パッシブエアコン
   +

パッシブデザインの家

の組み合わせなんです!!
(快適過ぎて動きたくなくなるという意味で、ですけど)

 

最小限の機械、最小限のエネルギーで運転する全館空調システム、
それがOMソーラー社が開発したパッシブエアコンという商品

 

小屋裏からダクトを通じて各室に空調された空気を送ります。

その特徴はなんといっても弊社が推進するパッシブデザインの家との相性の良さ。
 

自然由来のエネルギー(太陽光や自然風)を最大限利用して少ないエネルギーで
快適に暮らすことができる家を目指した「パッシブデザイン」

断熱/日射を遮蔽(夏)/昼間の光の有効利用/日
射熱の有効活用(冬)/自然風の利用

これらを活かせる工夫をした家には各部屋にエアコンがなくともかなり快適。
なんですが、

完全にエアコン無しではきつい時期があるので少なくとも1台は
エアコンを設置するんですが、それがパッシブエアコンでは
約18畳用相当(5kW前後)のエアコン1台で済むんです。
ガチで1台です
 

断熱がしっかりしていて、
さらに季節の変化に上手に対応する家だからこそそんな小さい能力の機械で済むんです。



そしてそれを実現できる秘密はなんといっても「パッシブエアコン」の
考え抜かれたシステム

全館空調なので壁掛けのエアコンみたいに
本体が室内に出て来ません

小屋裏空間に確保されたスペースに機械本体が設置され、
そこから各エリアへダクトを通じて冷風や温風が送られます。
 

本体が1個なので当然室外機も1つです。
 

冷たい空気は天井のダクトから吹き出して下へ向かって
ゆっくりと降りていき、

温かい空気は1度床下に送られるので足元を温めながら
ゆっくりと昇っていきます。

勢いよく吹き出す風が体に直接当たって不快・・・
なんてことがなく、

夏は部屋のすみずみまで均一に、冬も足元から温めてくれます

詳しくは製品HP

よくある○○システムみたいに市販の壁掛けエアコンを組み合わせて
作った全館空調ではなく、
全館空調のために作られた専用機なのでメンテナンスも容易。
保証・不具合時のパーツ交換も考えられています。

 

これが弊社の断熱ZEHレベルで、かつパッシブデザインで快適
・省エネの家と組み合わさっているのでもう快適すぎて
家から出られなくレベルで快適です

 

もうホントうらやましいです。

 

私はマンション住まいなんですが、壁掛けエアコンのストレス

例えば寝室で、エアコンの風が寝ている体に直接あたるので冷える、
朝起きたら体がダルい
 

例えばLDKの形にあったエアコン設置位置ではなく、
同じ部屋の中でも温度ムラがある…
 

例えばエアコンを設置している部屋は快適だけど
廊下は地獄
 

いろいろありますが、冷え、不眠は健康に直結しますので、
健康意識の高い方こそ、空調にも
お金をかけるべきだ
と思います。



このようなストレスから解放してくれる全館空調、
OMソーラー社のアンケートによれば
今まで全館空調の家に住んだことのない人にとって、
それは”高価だから採用したくない”
という意識が多数だったのですが(下表参照)


《OMソーラー社調べ》


逆に全館空調の家にお住まいになってる人からすれば
”次にまた家を建てるとすればいくらかかってもいいからもう一度採用したい”
が多数というデータがでています(下表参照)
 


《OMソーラー社調べ》

 

最後に、設計士としてどのような人にとって全館空調を
採用するメリットが大きいのか、考えてみました。
 

パッシブエアコン+介護

在宅時間が長いほど全館空調のメリットが大きいと思います。
なぜなら、壁掛けエアコンは間欠運転と言って、
つけたり消したりが基本なのに対し、
全館空調は24時間つけっぱなしが基本だからです。
同じ空調環境を実現しようとしたとき
壁掛けエアコンより全館空調の方が快適性も
ランニングコストも有利です。
 

パッシブエアコン+ZEH
 

上でランニングコストは有利と書きましたが、
壁掛けエアコンを節約志向でこまめにOFFにする場合は別です。
そちらの方が電気代は安いでしょう。
しかし、24時間運転させるエアコンの電気を
太陽光で作り出せるとしたら
、なんの気兼ねもなく
”点けっぱなし”ができます。初期コストが増えるのが
難点ですが、国の補助金を活用すればコスト増を吸収
してくれます。なのでZEHを検討されている方にもおススメです。

パッシブエアコン+子育て
受験勉強でも休みの日でも、子供は意外と在宅時間が長いものですが、
4畳半の子供部屋にエアコンが効きすぎたり乾燥したり、
体調に気を遣う場面も多々あります。
全部屋均質な温熱環境であればそんな心配もかなり軽減されます。

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

家づくりを相談する会社によっては候補にすら
上がらないことが多い全館空調。

導入に当たっては初期コスト増が目立ってしまいますが、
それよりも魅力的なメリットが多数ありますので、
ぜひ検討されてみることをおススメします。

お読み頂きありがとうございました。
お問い合わせはMBCハウス099-267-7777まで。
 

 


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さて、息抜きです。
今日は設計士が(設計関係ないけど)おススメするコーヒーのおいしい鹿児島の喫茶店ベスト3です。
全てよいお店で甲乙つけがたいのですが、
面白いのでランキングにしてます。

では3位!
鹿児島市武の「マリアッチ」
ちょっと…行ったのが昔なので…
記憶が曖昧です…でも美味しいコーヒーをだしてくれました。
うん。

2位!
鹿児島市西別府の「ぼちぼち」
コーヒーもおいしいですが
実はよく見ると建築も手がこんでいて見ごたえがあります。
ていねいな仕事が見える建築は目の保養になりますね。

それでは第1位!
いちき串木野「パラゴン」
自家焙煎の豆で入れたコーヒーは
美味しすぎて2度見ならぬ「2度飲み」をしてしまいました。
そして店名の由来にもなったパラゴンという名のどでかいスピーカー。
流れるジャズ。音響マニアの方もきっと楽しめるでしょう。

 

家でスマホも楽しいですが、
コーヒーを飲みに出かける時間も贅沢で素敵ですね。
そういう時間も大切にしたいものです。

それではまた。

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