設計のいる＆いらない No.8

皆さんお疲れ様です！設計の迫です！

時事ネタですが給付金の使い道は決まりましたか？
僕は猫に捧げることにしたのでおやつやおもちゃを買いに行きます！(笑)

緊急事態宣言が解除され少しずつ元の日常に戻りつつありますね、
夏のマスク着用は暑すぎるので早く収まることを願うばかりです…(汗)

前回のブログ:造作建具編
https://www.mbchouse.jp/blog/details_7095.html

本題に入ります！今回の話題は「照明」です！！！
ついに触れてしまいました…照明は奥が深すぎて、
考え出すと返って来れなくなります…ヒイイ

なので少しだけ触れて、皆さんの知識に刺激を与えれたらなと思っています！
(長文になる予感がします…)



ではいる&いらないで考える照明は…
「ダウンライト」です！！！



ダウンライトとはシーリングライトのように天井にガチャンと外付けしている照明ではなく
天井と同じ高さに埋め込まれている照明のことですね！
天井をすっきりさせつつ、明るくきれいに照らしてくれるので申し分ありません！
では、なぜダウンライトを話題にしたのか…


※シーリングライトの1例

実は私の(数少ない)友人がとある有名な
家具物販店(家具よりサメが売れているようです)にて働いているのですが、
その友人とオンライン飲み会をしているときに照明の話をしていたらこんな言葉を聞きました


「部屋の雰囲気を決めるのは家具ではなくそれを照らす照明だよ」と
部屋のイメチェンしたいときにはまず照明を変えてみるといいとのアドバイスも受け、
そこであることに気づいたのです。



そう、ダウンライトは簡単に別の照明に交換できないんです。



ダウンライトにも2種類あり一体型と交換型があります。
一体型はLEDが切れたら器具ごと取り替えないといけないので交換のコストがかかりますが
交換型よりも安価かつ光の広がり方がきれいなのでおしゃれに照らせます。

一方、交換型は少し高価ですがLEDを取り換えるだけなので交換のコストは少なくなります。

主流なのは一体型です。交換型の方が維持費はかからないのですが器具本体が壊れてしまった場合は
取り替えなければならないので、交換ごとに新しい照明に取り換える一体型が安心だと思う施主様が多いからでしょう。


少し脱線してしまいました(笑)
そう2種類あるダウンライトですが、どちらもペンダントライトにブラケットライトやシーリングライト、
はたまたシャンデリアなどに、パッと取り換えることはできないんです。
ですがこれは逆もしかり、天井に埋め込むダウンライトを自分で施工するのも電気業者でないとできませんね…


ここで大事になるのが照明計画です。
施主様と設計者でその家に合うその家らしい照明を入れていくのですが、そこで
「家づくり完成時の照明」と「これから住み、そして暮らしてからの照明」を考える
というのが今回伝えたかったことになります！

数年数十年暮らした時に、あのころは明るく照らしたいからダウンライトにしたけど
今は落ち着いた色のペンダントライトに変えたいなと思うことがあるかもしれません。
それに対応できるような照明計画にしておけば、何年先でも様々な理想に応えてくれる我が家になります！



ではどうすればいいのか
1つの手は「照明用のレールを先につけておく」ことです！


※照明取り付け後の写真です。

いざペンダントライトを取り付けたい時にすぐに付けれる且つ、レール内での位置調整も可能になります。
もちろん費用もかかるので、資金計画も頭に入れておかないといけませんね(汗)
インテリアになじむように配置すればレールが気になることもないと思います。

ほかの手は「ダウンライト風のシーリングライトをつける」ことです。
一見ダウンライトっぽいですが、外せばソケットがあるので別の照明に簡単に替えちゃえますね！


※参考写真

などなどほかにも様々な方法があります。
今も先も見据えた照明計画をすると家づくりがもっと楽しくなり、そしてたくさん考えることがあります。
そこに私たち設計者が一丸となりアイデアを出し合い、
これからの家族を照らしていくお家を一緒に描いていこうと思っております！



…うまくまとまった気がします(笑)

このブログを読んで、照明計画に少しでも気付きがあれば幸いです。
これでいいかなよりもこれにしようと決めた照明の方が明るい部屋を楽しめるはずです！
「この照明いるのかな」「ここに照明いらないかな？」と先を見据えて考えることが、
楽しい家づくりの新たな1歩かもしれませんね。


本日はここまでです！
家づくりの醍醐味は悩むことなんだなとつくづく思いますね(笑)
数あることに悩み、最高のお家を建てるための道を共に歩んでいきましょう！

では本日のちょこっと雑学
現在の科学力では、切れない電球を発明できるらしいのですがそれを作ってしまうと数多の
照明業者が途方に暮れてしまうので、作ってはいけない暗黙のルールがあるんだとか…(笑)

それでは、また次回お会いしましょう。
お体にお気を付けてお過ごしください。