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2019.04.23

土地探しの注意点 10

連続テレビ小説「半分 青い」に引き続き、「なつぞら」に家族ではまっている営業部の岩元です。なつぞら背景?ワンピースのクロスを使った建物も無事に引き渡しが終わり、とても喜んで頂けました。


さて、今回も土地探しの注意点をご紹介します。

前回までのエピソードはこちら

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それではエピソード10いってみましょう。

①浄化槽地域の場合
下水道が通っていない地域の場合は浄化槽の設置が必要になります。
その場合は敷地と道路の高さに注意が必要です。道路よりも敷地がある程度、高い場合は問題ないですが、敷地が道路と同じ高さもしくは低い場合は排水の関係で盛土などで敷地を高くしたり、浄化槽の高さを高くしたり、ポンプアップ設備を設置する、などの工事が別途で必要になります。
また、大きな建物を建てる場合は浄化槽が大きくなるので費用も高くなります。
また浄化槽を駐車場スペースに置く場合は車が浄化槽に乗っても大丈夫なような補強が必要になったりしますので、建物のプランと合わせて検討する必要があります。

②上水道や下水道、側溝について
上水道や下水道が敷地に引き込みされていない場合は費用がかかります。
古い団地や地方都市にいくと、お隣の敷地の方の水道引き込みが購入予定の敷地の中を通っていたりする場合もあります。他人の配管が自分の敷地に入ってたりすると具合が悪いですよね・・・
また、側溝が敷地付近に無い場合は、その工事費用が発生したりする場合もありますので、購入前に住宅会社の担当者にしっかりと調べてもらいましょう。

③埋蔵文化財包蔵地(遺跡)に該当している場合
鹿児島にも埋蔵文化財包蔵のエリアがあります。
埋蔵文化財を包蔵する土地として周知されている土地で、石器・土器などの遺物が出土したり、貝塚・古墳・住居跡などの遺跡が土中に埋もれている土地であって、そのことが地域社会で認識されている土地がこれに該当します。
該当している場合は教育委員会文化財課に問い合わせる必要があります。敷地を実際に掘り返して埋蔵文化財の有り無しを調べ、何もない場合は建築可能です。

④隣地からの越境
隣近所を見渡してみると木の枝やフェンス、ブロックの倒れ、建物の屋根など、様々なものが自分の敷地に入り込んでる場合があります。特に木の枝などは、枝を切ってもらっても将来的に、再度、侵入してくる可能性もあります。
購入前に対応してもらえるか確認しましょう。

⑤堀車庫や擁壁のある土地
古い堀車庫や擁壁はそのままでは建築できない場合もあります。
今の建築基準法に照らし合わせると現在の構造安全基準を満たしていない場合がほとんどです。
堀車庫や擁壁のやり替え工事が必要だったり、擁壁のやり替え以外の対応策として杭打ちが必要な場合もあります。逆に堀車庫をそのまま活用できる可能性もありますので購入前に確認しましょう。

その他、気になることは当社スタッフにお気軽にご相談くださいませ。

 
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